前回に引き続き、東京都青梅市のA様邸でのフルリフォーム工事です。
今回は断熱工事について、記載させていただきます。
↑上の写真は、A様邸の内装を解体した後の壁面の写真です。
ご覧になって頂いてわかる通り、断熱材は入っておりません。
このまま断熱材を施工しないまま石膏ボードを設置しまいますと、夏は暑く、冬は寒い、快適とは
言い難い空間となってしまいます。
さて、ここからが断熱工事を得意とする、システック・シマの断熱工事。
ここから家の外周壁及び外気に接する面を隙間なく断熱材で埋めていきます。
↑こちらの写真は、1階のキッチンになる箇所の断熱施工前の写真です。
ご覧の通り、壁、床、には断熱材がありません。(工事の都合上、壁に一部断熱材が入っています。)
まずは床から断熱材を入れていきます。
断熱材は、アキレス株式会社から発売されています、【キューワンボード、遮熱面材付高性能硬質ウレタンフォーム断熱材】を使用していきます。
厚さは40mm、熱抵抗値1.8㎡・K/Wという性能です。
※熱抵抗とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。裏表に1℃の温度差がある場合に、ある厚さの材料の中を、面積1m²あたり、1秒間に伝わる熱量の逆数です。値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。
↑上の写真は、床面に断熱材を施工した写真です。(断熱材がない木枠の箇所は、床下点検口設置個所です。)ご覧いただけます通り、床面には隙間なく断熱材が施工されております。
ここで重要なポイントとして、断熱材の施工において、隙間はご法度です。数ミリでも隙間があれば
いくら性能の良い断熱材であっても、効果を発揮することはありません。
また、この写真では見にくいかもしれませんが、天井にも一部断熱材が施工されています。
なぜ1階の天井に?と思われるかもしれませんが、天井に断熱材を施工しました部分は、外気に接する面であり、外気の影響が出てしまう箇所であるためです。
↑こちらの写真は、上記にあります1階キッチンになります予定の、壁まで断熱材が施工されております。このように隙間なく断熱材を施工することにより、断熱材が持つ性能が発揮されるようになります。夏は外からの熱の影響(暑さ)を受けにくくなり、冬は室内で暖められた空気の熱が逃げにくくなります。
このA様宅は木造住宅の2階建てですが、木造住宅全てにこの施工をするわけではなく、
その住宅に合った施工方法で工事を行っております。もちろん、ご予算の中でどのように施工をするのか、なぜこの断熱材を選んだのか、など、ご説明をさせていただき、ご納得いただきましてからの施工となります。
もし、お客様ご自身のご自宅で、「自分の家はどのような方法で断熱工事をしたら良いのだろう」
とお考えでしたら、是非弊社にお気軽にご相談くださいませ。
【断熱工事・断熱リフォーム工事は是非システック・シマにご相談くださいませ!】