表題にあります通り、現在、戸建てのフルリフォームを行っております。
東京都青梅市のA様邸、築47年の戸建てで、「サッシ廻り、外壁、玄関、断熱、水回り、内装などなど、全てを新しくしたい!」とご依頼をいただきました。
上記画像は、リフォーム前の状況です。
サッシ(窓)は単層でアルミ製、夏は暑く、冬は寒い・・・
壁にも床にも断熱材は入っていない・・・
築年数が30年以上経っている戸建て住宅にはよく見られる光景です。
これでは快適に家で過ごすことができないのもうなずけますね・・・
お施主様は、「こういう家にしたい!」というビジョンがあり、そのご要望にお応えするべく
只今、現地では職人が奮闘中です。打ち合わせを何度も何度も行い、また、都度確認をしつつ
工事を進めております。
まず初めにサッシ(窓)周りから工事を開始!
家の断熱において、窓は一番熱の出入りが多く約70%を占めているといわれています。
ここをおろそかにしてしまえば、現状と何も変わらない、夏は暑く、冬は寒い・・・。
と、ここは重要なポイントです。
上記の写真は、サッシを交換する前の写真です。
ここから解体、窓廻りの造作、止水処理、サッシの取り付けをしていきます。
お施主様のご希望で、サッシは【クレトイシ株式会社様のモンタージュ】
というものに決まり、元々ついていたサッシより大きいサイズの窓に変更することになりました。
なぜこの【モンタージュ】というサッシになったかと申しますと、こちらの地域は「準防火地域」のため、防火窓を設置しなくてはならず、国産の防火窓はガラスに網が入るものが多く、「網が入るのはちょっと・・・」ととのことで、たどり着いたものが【モンタージュ】。
防火窓ですが、ガラスに網が入らない製品となりました。サッシ設置中の写真がこちら↓
既存のサッシよりも大きいものになっています。開放感あふれるサッシへと生まれ変わりました。
ご覧になってわかります通り、ガラスには網は入っておらずすっきりしております。
ですが、しっかり国に認可されました防火窓です。また、断熱性もあり、Low-E複層ガラスで
既存の物よりも断熱性能はしっかりと上がっております。
また、サッシ廻りから雨漏りの原因にならないよう、しっかりと止水処理工事を行うこともポイントになってきます。ここを怠ると、室内に水が入り建物を傷めてしまい劣化させてしまい、サッシ廻りの内装にカビが発生し健康被害に繋がってしまう可能性大です!
こういったことが発生しないよう、止水処理工事はとても重要なポイントの1つです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
今回はサッシの交換、断熱工事、止水処理工事について記載しましたが、どれもとても重要なことです。どれか1つでも欠けてしまうと家はたちまち劣化してしまい、快適に過ごせる環境とは言えなくなってしまいます。サッシ(窓)のリフォームをお考えの際は、これらのことに気を付けてくださいね。
次回は、A様邸の断熱工事について記載します!