皆さん、こんにちは。
今回は、
2階建ての木造住宅で発生した「1階LDKサッシからの雨漏り」についてご紹介します!
一見するとサッシまわりが原因に見える雨漏りですが、
実際にはまったく別の場所から水が侵入しているケースも少なくありません。
今回もまさにその一例でした…。
■現地調査
まずはヒアリングを行い、その後目視調査を実施しました。
サッシ上部に、雨水の侵入跡が確認されました。
また、右側の壁面にはうっすらとカビの発生も見られました。


→ この時点では「サッシまわりの不具合」に見えますが…
■原因は屋根と外壁の“取り合い”
調査を進めると、原因はサッシ周りではなく別の場所にありました。
屋根と外壁が接する部分(取り合い)に、
大きな隙間(約15mm)が確認されました。

この部分には本来必要な防水処理がなく、
- 横殴りの雨
- 大雨時の吹き込み
によって、外壁内部へ雨水が侵入する状態になっていました。
■屋根裏から分かった雨水の動き
さらに屋根裏を確認すると、
- 水が溜まった跡(埃が流れている部分)
- 金具の腐食
が確認されました。

つまり、
屋根 → 外壁内 → 1階LDKサッシ&壁
という経路で雨水が移動していたと考えられます。
■なぜ2階には被害が出なかったのか?
2階にはカビなどの被害は見られませんでした。
これは、外壁内部にある防水紙の表面を水が流れていたため、
室内側に漏れ出なかった可能性が高いです。
同じ建物内でも、
水の通り道によって被害の出方が変わるのが雨漏りの特徴です。
■対策工事
今回ご提案した主な対策はこちらです。
* 屋根と外壁の取り合い改善
→ 侵入口そのものを塞ぐ処置
* サッシまわりの補修
→ 塗装の浮きや剥がれがあった為、研磨して修繕
■まとめ
今回のように、
「水が出ている場所=原因」ではない
というケースは非常に多くあります。
特に、
- 屋根と外壁の取り合い
- サッシ上部
- 外壁内部
などは、見えにくい分、劣化に気づきにくいポイントです。
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雨漏りは、放置すると
- 内部腐食
- カビの発生
- 断熱性能の低下
など、建物全体に影響を及ぼします。
「なんとなく怪しいかも…」という段階でも構いません。
状況に合わせて、
原因をしっかり見極めた上で最適な対策をご提案いたします!
お気軽にご相談ください。(*^^*)