皆さん、こんにちは!
前回ご紹介した、
築約40年マンション1階の漏水・カビ被害事例!
調査を進める中で、
もうひとつ深刻な問題が確認されました。
それが、
「コンクリートの爆裂」です。

外壁のクラック(ひび割れ)や
長期間の雨水侵入によって、
建物内部では見えない劣化が進行していました。
今回は、
実際の現場で確認された
コンクリート爆裂についてご紹介します!
コンクリートの「爆裂」とは?
コンクリート爆裂とは―
内部の鉄筋がサビて膨張し、
周囲のコンクリートを押し割ってしまう現象です。
本来、
鉄筋はコンクリートに守られています。
しかし、
・外壁クラック
・シーリング劣化
・長期間の雨水侵入
などによって内部へ水分が入り込むと、
鉄筋が腐食(サビる)。
サビた鉄筋は体積が膨張するため、
内部からコンクリートを押し出し、
最終的には破裂したように欠損してしまいます。
これを
「爆裂」と呼びます。
今回の現場で確認された状況
今回のマンションでは、
1階外壁に縦横のクラックが多数確認されていました。
さらに、
エフロレッセンス(白い汚れみたいな見た目)も発生。
これは、
コンクリート内部に水が入り込んでいるサインのひとつです。
実際に調査を進めると、
コンクリート内部では水分の影響による劣化が進行。
一部では、
鉄筋腐食による爆裂症状も確認されました。


爆裂を放置するとどうなる?
爆裂は、
見た目の問題だけではありません!
放置すると、
・コンクリート片の落下
・鉄筋腐食の進行
・建物強度の低下
・漏水被害の拡大
につながる可能性があります。
特にマンションでは、
外壁の一部落下が
大きな事故につながるケースもあるため注意が必要です…!
爆裂補修では何をする?
一般的な爆裂補修では、
- 劣化したコンクリートを撤去
- 錆びた鉄筋のケレン・防錆処理
- モルタルなどで断面修復
- 外壁塗装・防水処理
といった流れで施工を行います。
単純に表面だけ埋めても、
内部原因が解決していなければ再発する可能性があります。
そのため、
雨水侵入経路やクラック補修まで含めた対応が重要になります!
まとめ
コンクリートの爆裂は、
建物内部で進行する劣化のサインです。
今回のように、
「室内のカビ調査」がきっかけで、
外壁側の深刻な問題が見つかるケースもあります。
・外壁にひび割れがある
・白い汚れのようなもの(エフロレッセンス)が出ている
・室内にカビや湿気がある
こうした症状がある場合は、
見えない部分で劣化が進んでいる可能性もあります…!
早めの点検・調査が、
大規模な修繕を防ぐきっかけになることもあります。(*^^*)