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屋根が赤い?それ「赤苔」かもしれません|重量鉄骨造の施工事例 番外編

今回は、これまでご紹介している重量鉄骨造建物の施工事例の番外編です!

現地調査の際、重量鉄骨造の建物とあわせて確認したところ、
建物に隣接している母屋(木造住宅)の屋根に気になる症状が見られました。

屋根の表面に、赤っぽい汚れのようなものが広がっていたのです。
(元の屋根の色はグレーだとお話を伺っていました)

一見すると汚れやサビのようにも見えますが、
これは赤苔(あかごけ)と呼ばれるものです。

苔というと緑色を思い浮かべる方が多いですが、
屋根では赤やオレンジのように見える苔が発生することもあります。

赤苔は見た目の問題だけでなく、
屋根の環境や塗装の状態を示すサインでもあります。

今回は、重量鉄骨造の建物の調査中に見つかった
母屋屋根の赤苔の状態と、その原因について
施工事例をもとにご紹介していきます。


赤苔ってなに?

赤苔は、屋根や外壁に発生する
微生物や藻の一種によって起こる赤っぽい汚れです。

苔というと緑色をイメージする方が多いですが、
屋根では、

・赤っぽい
・オレンジ色
・ピンクっぽい

といった色に見えることもあります。

遠くから見ると

屋根がうっすら赤くなっているように見えることもあります。

実際屋根に上って本件を確認した際、
周辺を見渡すと他にも赤苔が発生している屋根がいくつかありました。


赤苔が発生しやすい屋根の特徴

赤苔は、次のような条件がそろうと発生しやすくなります。

① 日当たりが悪い

北面の屋根や、
周囲に建物や木がある場合は屋根が乾きにくく、
苔や藻が発生しやすくなります。

② 屋根塗装の劣化

屋根の塗装が劣化すると、

・防水性が低下
・表面がザラザラになる
・汚れが付きやすくなる

という状態になります。

すると水分が残りやすくなり、
苔や藻が繁殖しやすい環境になってしまいます。

③ 雨や湿気が多い環境

・川が近い
・森が近い
・湿気が多い地域

なども苔が発生しやすい条件になります。


赤苔を放置するとどうなる?

赤苔は見た目の問題だけではありません。

そのまま放置すると、次のような影響が出ることがあります。

◆ 屋根材が水分を含みやすくなる

苔や藻は水分を保持するため、
屋根の表面が乾きにくくなります。

これにより、
屋根材の劣化が進みやすくなります。

◆ 汚れが広がる

最初は小さな赤い汚れでも、
時間が経つと屋根全体に広がることがあります。

◆ 塗膜の劣化が進む

苔や汚れが付着すると、
屋根塗装の劣化も進みやすくなります。

結果として

屋根塗装のメンテナンス時期が早まる

可能性もあります。


赤苔を見つけたらどうすればいい?

赤苔が見られる場合は、
次のような方法で対応することが一般的です。

1. 高圧洗浄

まずは屋根表面の

・苔
・藻
・汚れ

をしっかり洗い流します。

2. 屋根塗装

塗膜が劣化している場合は、
屋根塗装を行い表面を保護します。

塗装を行うことで

・防水性の回復
・汚れの付着防止
・苔の発生抑制

といった効果が期待できます。


実は「屋根の劣化サイン」のことも

屋根は普段あまり目に入らない場所ですが、
実は劣化のサインが出やすい場所でもあります。

・赤苔
・緑の苔
・黒ずみ
・塗装の色あせ

こうした症状が見られる場合は、
屋根のメンテナンス時期のサインかもしれません。


まとめ


屋根の赤い汚れは、
赤苔や微生物によるものであることがあります。

見た目は小さな汚れでも、
屋根の環境や塗装の状態を示すサインのこともあります。

「屋根が少し赤いかも?」と感じた場合、
状態を確認してみることは大切です。

ただし、屋根の上は想像以上に滑りやすく、
ご自身で確認するのは危険を伴います。

無理に上がろうとせず、
専門業者による点検やメンテナンスを検討するのがおすすめです。

屋根は普段なかなか目に入らない場所だからこそ、
定期的な点検を行うことで、
建物を長く安心して維持することにつながります。(^^)/