建物の雨漏りは、構造によって起こり方も直し方も大きく異なります。
「木造住宅」と「コンクリート造(RC造)」では、使われている材料や構造の性質がまったく違うため、
同じ“雨漏り”でも原因や修繕方法にも違いがあります。
今回は、雨漏り診断士が在籍する弊社が、構造別の雨漏りの特徴・原因・注意点をわかりやすく解説します。
これから雨漏り修繕を検討している方や、建物の違いを理解しておきたい方はぜひご覧ください!
【1】木造住宅の雨漏りの特徴
木造住宅の雨漏りは、屋根・外壁・サッシ周りの隙間やシーリングの劣化が主な原因です。
木材は水分を吸いやすく、雨水が少しずつ染み込みながら内部に広がるため、
気づいたときには内部が腐食していたというケースも少なくありません。
◇木造の雨漏りの主な原因
- 屋根の瓦や板金のズレ、浮き
→屋根は紫外線や雨風の影響を直接受けるため、常に劣化が進行します。 - 外壁のひび割れ
→小さなひびでも、雨水の通り道となり壁内に雨水が浸入します。 - サッシ枠まわりのシーリング劣化
→シーリング材の劣化により空いた僅かな隙間からも雨水が浸入します。 - ベランダやバルコニーの防水効果切れ
→経年劣化により防水性能が徐々に低下しています。


◆木造の雨漏りで起こる被害
- 木材の腐朽、シロアリ被害
- 壁内部のカビ、断熱材の劣化
- 壁や天井クロスのシミ
- 構造材の強度低下
木造の雨漏りは「じわじわと進行する」のが特徴です。
少量の雨水でも、長期間放置すれば大きな被害につながりかねません。
【2】コンクリート造(RC造)の雨漏りの特徴
コンクリート造の建物は、鉄筋とコンクリートで構成されており防水性が高いように見えますが、
実際には微細なひび割れ(クラック)や防水層の劣化から雨水の浸入を許してしまうことがあります。
◇コンクリート造の雨漏りの主な原因
- 屋上・バルコニーの防水層の劣化
→雨水が内部に浸入すると、コンクリートが水を吸い込み鉄筋まで到達しサビの原因に。 - 外壁のひび割れや欠損
→温度変化や乾燥による収縮や膨張、また地震時の揺れによって生じる引張力により、クラックが発生しやすくなります。 - 配管やアンカー(固定)部分の隙間
→エアコンダクトや照明、配管貫通部は雨水の浸入口になりやすい箇所です。 - サッシまわりや打ち継ぎ目地の劣化
→コンクリートの継ぎ目部分は構造的に弱く、経年で隙間が発生します。


◆コンクリート造の雨漏りで起こる被害
コンクリートの雨漏りは、構造体そのものに影響することが大きな問題です。
- 鉄筋のサビやコンクリートが割れる「爆裂現象」
- 内壁のシミや塗装の膨れ
- 株や黒ずみの発生
- 下階の漏水被害(集合住宅ではトラブルの原因に…)
コンクリート造の雨漏りは「一気に溢れ出す」こともあります。
一度内部に水が入り込むと、乾燥しにくく「長期的な劣化」に繋がります。
見た目では乾いているようでも、内部の鉄筋の錆が進行していることがあります。
【3】まとめ
- 木造は「しみる」タイプ、コンクリート造は「漏れ出す」タイプ
- どちらの構造も、早期発見と原因特定が大切
- 雨漏りは「どこから雨水が浸入しているのか」見た目ではわからないため、専門的な診断が必要!
弊社には雨漏り診断士が在籍しております。
その場しのぎではなく、確実な原因特定と最適な修繕を、
ご予算やご希望に寄り添いながらご提案します。
現地調査は無料で行っておりますので、
まずはお気軽にご相談ください(^^)/