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築30年のRC造②|窓の交換で断熱性能を向上

皆さん、こんにちは!

前回の記事では、築30年ほどのRC造建物で行った壁の断熱工事についてご紹介しました。

今回は、その続きとして行った窓の交換工事をご紹介します。

建物の断熱性能を考えるうえで、壁だけでなく、窓も重要なポイントです!

今回は1室だけでなく、トイレを除く建物内のすべての窓を施工。

これまで設置されていたアルミサッシと単板ガラスの窓を、Low-E複層ガラスを使用した窓へ交換しました。

窓の断熱性能を高めることで、どのような効果が期待できるのでしょうか…?!

 

施工前の窓と交換後の仕様

今回の工事では、既存の窓を新しい窓へ交換しました。

 改修前 
  • アルミサッシ
  • 単板ガラス(1枚のガラス)
  • 熱貫流率:約6.5 W/(m²・K)
 改修後 
  • Low-E複層ガラス
  • ガラス5mm+中間層12mm+ガラス5mm

今回採用したLow-E複層ガラスは、2枚のガラスの間に中間層を設けた構造です。

Before
After

 

窓の断熱性能を高めると、何が変わる?

 

 室内の熱が逃げにくくなる 

冬の室内では、暖房で暖めた空気の熱が窓から外へ逃げていきます。

従来の単板ガラスは、室内外の熱が伝わりやすく、暖房で暖めても窓から熱が逃げやすい状態でした。

断熱性能の高い窓に交換することで、室内の熱が外へ逃げるのを抑えやすくなります。

その結果、
暖房で暖めた室温を保ちやすくなり、冬でも快適に過ごせる室内環境づくりへとつながります。

 

 窓際の冷えを軽減できる 

冬に窓の近くへ行くと、ひんやりとした冷気を感じることはありませんか?

窓の断熱性能が低いと、外の冷たさが室内側のガラス面にも伝わりやすくなります。

断熱性能を高めることで、室内側のガラス面が冷えにくくなり、窓際の冷たさや不快感の軽減が期待できます。

部屋全体を暖めるだけでなく、窓の近くでも快適に過ごしやすくすることが、窓の断熱改修のメリットです。

 

 結露の発生を抑えやすくなる 

冬の朝、窓ガラスに水滴がついていることはありませんか?

これは、室内の暖かく湿った空気が冷たいガラス面に触れることで発生する「結露」です。

結露をそのままにしておくと、窓まわりのカビや汚れの原因になることもあります。

複層ガラスは、
単板ガラスに比べて室内側のガラス面が冷えにくいため、結露の発生を抑える効果が期待できます。

また、
サッシも含めて交換することで、窓全体の断熱性能を高め、サッシ部分の結露の軽減にもつながることが期待できます。

ただし、
結露は室内の湿度や換気、外気温などにも左右されるため、窓を交換するだけで完全になくなるわけではありません。

 

 冷暖房の効率向上につながる 

窓から熱が逃げやすい状態では、暖房で室内を暖めても熱が外へ逃げ、室温を維持するために多くのエネルギーが必要になります。

窓の断熱性能を高めることで、暖房時の熱損失を抑えやすくなります。

また、夏場も窓からの熱の出入りを抑えることで、冷房の効率向上につながることが期待できます。

冷暖房に必要なエネルギーを抑えられれば、光熱費の負担軽減にもつながる可能性があります。

※実際の省エネ効果や光熱費の削減額は、建物の断熱性能や窓の仕様、冷暖房の使い方などによって異なります。

 

壁と窓、両方の断熱性能を高めることが大切

今回の建物では、前回ご紹介した壁の断熱工事に続き、窓の交換も行いました。

建物の断熱性能は、壁や窓など、それぞれの部分の性能によって変わります。

壁の断熱性能を高めても、窓から熱が逃げやすい状態では、建物全体の断熱性能を十分に高められない場合があります。

そのため、
壁だけでなく窓などの開口部にも目を向け、建物全体のバランスを考えながら改修することが大切です。

断熱改修は、
単に室内を暖かくするだけでなく、結露の軽減や冷暖房の効率向上など、日々の暮らしの快適性にも関わります。

「冬になると窓際が寒い」「毎年、窓の結露に悩んでいる」などのお困りごとがありましたら、
窓や壁の断熱性能を見直してみてはいかがでしょうか。

建物の状態やお悩みに合わせて、より快適な住環境づくりを一緒に考えていきましょう!(*^^*)