皆さん、こんにちは!
前回は、
給水管まわりで発生していた漏水についてご紹介しました。
一つ原因を見付けたので解決!
…とはいきませんでした。
今回はその続きとして、
調査の中で確認された
階段側の浸水についてご紹介します!
階段側で確認された症状
現地調査の際、
外壁表面には水の流下跡が確認され、
その痕跡は当初聞いていた2階だけでなく1階外壁にも及んでいました。


さらに、
共用廊下から階下へ降りる階段と
外壁の接合部を確認したところ、
接合部には明確な亀裂が確認されました。


また、
その周辺には浸水跡も確認されており、
亀裂部分から内部へ水が侵入していたと思われる状態でした。
この接合部の下には
1階玄関の分電盤が位置しており、
1階側で発生していた漏水箇所とも位置が一致していました!
給湯器漏水とは別経路の浸水があった事がわかった
調査の結果、
給湯器給水管まわりの漏水とは別に、
階段接合部の亀裂や劣化部分からの浸水も発生していた、
ということになります。
漏水経路自体は異なるものの、
どちらも1階天井上(2階床下)へ水が流れ込んでおり、
内部下地や鉄部へ影響を及ぼしている状態でした。

1階玄関天井の点検口内部を確認すると、
・水漏れ跡
・鉄部の錆(黒い部分)
・エフロレッセンスが発生(白い部分)
も確認され、
水が内部まで回っていたことが分かりました。
表面上では大きな異常が見えなくても、
内部では水が広がっているケースもあります。
特に、
階段接合部や外壁との取り合い部分は、
経年によって隙間や劣化が発生しやすく、
建物の中でも注意が必要な箇所の一つです。
今回行った補修内容
今回は被害状況を踏まえ、
- 亀裂の補修
- 既存防水層の撤去
- 下地補修
- 高圧洗浄作業
- 再防水施工
を実施しました。
防水工事では、
単純に上から塗り重ねるだけではなく、
下地の状態確認や補修も重要な工程になります。
下地に傷みが残ったまま施工してしまうと、
再発の原因になる可能性もあるため、
状況に合わせた補修を行いました。


まとめ
今回の現場では、
給湯器給水管まわりの漏水に加え、
共用階段接合部からの浸水も確認されました!
原因は別でも、
どちらも内部へ水が回ることで、
建物へ影響を及ぼしていた状態です。
漏水や浸水は、
実際に水が見えている場所だけでなく、
見えない内部で被害が広がっているケースも少なくありません。
外壁の流下跡や、
共用部の小さな劣化も、
建物からのサインかもしれませんね!(*^^*)
(前回の給湯器給水管の水漏れはこちらから!)